気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 約1カ月前、深セン市にある日系企業に、久しぶりに明るいニュースが飛び込んできた。「停電」である。 「停電」はグッドニュース 「1年ぶりの停電でした。景気が上向いてきた証拠です」と嬉しそうに語るのが、日系電子部品工場の工場長だ。もちろん、景気の低迷を受け、発電所も発電量を減らしてはいたが、それでも停電が起きるというのは、電力消費が回復しているためだ。 公共投資の波及効果ももちろんあるだろう。これに加え、とくに沿岸部では、この3月以降続いている人民元安、さらに、輸出市場である欧米諸国での在庫調整が一巡したことにより、輸出の落ち込みにもストップがかかりつつある。 「この1年、日系企業にとって苦しい時期ではありましたが、雇用は極力守ってきました。毎月
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