スリングピストル、緩い規制 「球が脳まで届く威力」―有害玩具指定も入手容易 時事通信 編集局2024年06月22日13時34分配信 押収されたスリングピストル(大阪府警提供) 4月に大阪市で「スリングピストル」を使用した傷害事件が起きた。捜査関係者が「目に当たれば(球が)脳まで届く威力」と話すほど危険性が高いが、入手は容易だ。大阪府警幹部や専門家は、法規制の必要性を指摘する。 大麻グミ成分、2日から禁止 「HHCH」所持や使用規制―厚労省 スリングピストルは、取っ手の上に、氷のうのような袋状のゴムが固定されており、ゴムの中に球を入れて引っ張って放つ。ひも状のゴムで撃つスリングショットに比べ、威力も命中率も高いとされる。 4月1日、大阪市東淀川区のマンションで、知人男性に対しスリングピストルで鋼球を発射したなどとして、男が逮捕された。男性の右足には直径約6ミリの鋼球1発がめり込み、3週間のけ