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  • Fランク大学生は大学で何を学ぶべきか? - Willyの脳内日記

    少子化が進み、希望すれば誰もが大学に入れる時代になって久しい。 競争率が低くほぼ全入の大学は入試難易度が設定されないことから Fランク大学などと呼ばれるが、そうした大学の一つ、 日橋学館大学(以下、N大学)の授業シラバスが最近ネットで話題になっている。 英語ならアルファベットの書き方から指導し、中学校レベルの英文法を一からやり直す。 数学なら少数や分数の計算からやり直す、 国語なら原稿用紙の使い方から教える、といった具合だ。 こうした「割り切った」カリキュラムには、もちろん賛否両論あるだろう。 一世代前の大学に行きたくても行けなかった人からは、 「そんな基礎学力もない人が大学にいくなんて資源の無駄遣い」 との声も聞こえてきそうだ。 だが、学生とその親が授業料を払ってきちんと大学に通う(通わせる)意思がある以上、 そうした学生にどういう教育を施すべきかを考えて 最善を尽くすのが大学の使命と

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    qp365 2011/10/22
  • 日本が英語力向上に関して取り組むべきこと - Willyの脳内日記

    ここ1~2年の日のマスコミが急に 「若者の内向き志向」だとか「若者はもっと海外に目を向けるべき」 みたいなことを盛んに言い始めて、 アメリカにいても面らうほどだ。 たしかに「縮小する日」ではビジネスチャンスは小さくなるし 研究リソースも少なくなるから、より多くの人や企業が 海外に出て行かないどいけないというのはある程度正しい。 一方で、 大多数の日人にとって英語の習得が必要なのかは正直疑問だし、 実現可能であるかどうかも相当疑わしい。 個別の論点については過去に何度か論じてきたが(*1) どうやら英語教育に関するそうした違和感は、 日の強すぎる横並び意識から来ているのではないか、 と思うようになった。 (*1)参考: 「小学校の英語教育は必要か?」 「企業はなぜTOEICに拘るのか?」 簡単のため、英語力と専門能力をそれぞれ3レベルに分けて考えよう。 大まかな目安として、上位1%

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    qp365 2011/05/30
  • アメリカ大学院留学までのスケジュール - Willyの脳内日記

    謹賀新年。 新年に目標を立てる方も多いと思うので、 今日はアメリカ大学院留学を目指す人のスケジュールについて書きたい。 周りに経験者がいないと留学のスケジュール感を掴むのは案外難しい。 例えば日国内の大学入試で、高校3年の1月になってから、 「東大に入りたいのですけど」と真顔で予備校の窓口に 相談に来る人はいないだろう。 しかし留学に関しては情報不足からそういう事が起こりがちである。 全てのスケジュールは最終目標から逆算して考えるべきだ。 2012年9月から大学院に留学したいとしよう。 準備期間を考えると渡米は7~8月あたりだろう。 ビザの申請は6月くらいで、そのためには5月上旬くらいには 大使館の予約をした方が良い。 そのためには4月中に進学先を決めるのが理想的だ。 通常、一流校の願書締め切りは前年末だから11年12月だ。 合格発表は2012年の2月から4月上旬頃となる。 願書のフォー

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    qp365 2011/01/01
  • 英語が上達したと思うのはどんな時か?~米国生活編 - Willyの脳内日記

    先日、日で最初に卒業した大学のOB会で、 在米2年弱の駐在員の方から 「英語が上達したと思うのはどんな時か?」 という話題を振られた。 はっきり言って、 英語圏は英語を勉強するところではなく 英語で生活するところなので、 はっきりと英語の上達を意識する機会は少ない。 今、TOEFLを受けさせられたとして スコアは予想もつかないが、おそらく 留学開始時と大差ないのではないかと思う。 そんななか、これまでの生活を振り返ってみると、 実践的な英語力が少し上達したと思うのは、 どうしても自分でやらなければいけないことをやった時だ。 主な例をいくつか挙げてみる。 1.出願・入学手続き(留学前) 留学する多くの人にとって出願や入学手続きは、 初めて「きちんと」英語を理解しなければいけない経験だ。 難解なところは多くないが、間違えれば自分に跳ね返ってくる という意味で、試験の英語とは異なるはじめの貴重

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    qp365 2010/12/31
  • 外国語を学ぶインセンティブ - Willyの脳内日記

    昔から言われていることだが、日人のTOEFLの平均得点は 諸外国に比べてかなり低い(Rionさんのブログ記事を参照)。 これには、受験者層のセレクションバイアスなどいろいろな問題があるが、 もちろんそうした技術的な問題や統計上の問題だけで説明がつくほどでも ないように思われる。 ちょうど、Lilacさんのブログでも英語の話題が出ていたところでもあるので、 これを機会に、母国語別に考えた時の 外国語を学ぶインセンティブの決定要因を整理しておきたい。 1.機会 当然ながらその言語を使っている人が身近に多ければ、学ぶ インセンティブは大きくなる。もちろんそれは新大久保とか 広尾に住んでいるだけではダメで、好きな異性が英語しか しゃべれないとか、職場の上司や学校の同級生あるいはパブの ホステスに外国人がたくさんいるというように 意味のある人間関係である必要がある。 特に転勤の予定もない夫が、中国

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    qp365 2010/03/29
  • 相撲は真の日本の国技だ - Willyの脳内日記

    朝青龍引退が引退するそうだ。 横綱審議委員会が(1名の欠席はあったもの)満場一致で引退勧告を決定し、 朝青龍は協会に引退を届け出た。 私は、この一連の事件を見て相撲は真の国技であると確信した。 相撲は外国人が日を理解する上で今後も素晴らしい教材であり続けるだろう。 まず、横綱審議委員会の引退勧告書を見てみよう。 --- 朝青龍関引退勧告書 平成22年1月16日未明に発生した横綱朝青龍関の一連の不祥事は、 畏敬(いけい)さるべき横綱の品格を著しく損なうものである。 示談の成立は当事者間の和解にすぎない。 横綱に対する国民の期待に背いた責任を免れるものではない。 よって横綱審議委員会規則の内規5、ロ、の「横綱としての体面を汚す場合」 により横綱引退を勧告する。 平成22年2月4日 鶴田卓彦 --- トッププレーヤーの朝青龍が暴行事件を起こしたことは、 もちろん重大な問題であるし、事件を隠蔽す

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    qp365 2010/02/05
  • 日本で資格は取るな - 統計学+ε: 米国留学・研究生活

    孝行さんがブログで 「60日で取れるとっておきのお得な資格 (洋泉社BIZ)」 の書評を出しておられる。 を読んでいないので詳しくは知らないが、要約すると 「資格を取ることで直ちに職を得られるものと言うのは 少ないですが、その資格を取得するためにがんばったと 言うプロセスは後々の人生においても、非常に役立つ」 ということが主張されているらしい。 別にこの意見を否定するつもりはない。 しかし、日人には 「資格取得は効率の悪い差別化である」 という視点が余りにも欠落しているように思う。 資格は誰でも公平に受験することが出来るため、 情報で優位を築けない人が差別化のために 仕方なく用いる手段だ。 人が頑張るのはあくまで、 良い仕事に就くとか、お金を稼ぐとか、良い業績をあげるとか、 何らかの目的のためであって 頑張ることが目標の人は単なるマゾだ。 同様にして「頑張って目標を達成するプロセス

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    qp365 2010/02/03
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