SF作家のオーソン・スコット・カードがアニメ『カウボーイ・ビバップ』を絶賛しているという紹介記事があるのだが、どうもその訳が変だというので見てみたら想像を絶するひどさで驚いた。ここで紹介をしようと思ったが、そのひどさをいしがめさんが詳しく解説しているので、まずそれを見ていただこう。 http://d.hatena.ne.jp/ishigame/20110409/p1 理由がなんであれ、これはちょっとありえないレベルの酷さだ(最後の段落なんて、ほとんどこれは「訳者」の主張だろう)。そして、いくつかの元記事への反応で散見されるパート(「SF嫌いの妻」といった表現や菅野よう子の音楽を褒めている言葉)が原文に見当たらないか、ごく弱い表現だということもわかる。意訳というより、カードが言いたかったのはこういうことなのだろうという思い込みで混ぜ込まれた言葉が逆にバズを引き起こしているわけで、それはそれで