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ブックマーク / gomadintime.hatenadiary.org (3)

  • ユダの福音書 - AztecCabal

    ユダの福音書(参照)が話題になっているが、ナグ・ハマディ文書ほどの大ニュースではないかな。どちらかといえば「文学的」な事件だろう。エイレナイオスの『異端反駁』によると、グノーシス主義のカイン派の文書らしい。ダウンロードしてパラパラ読んでみると、たしかにグノーシス主義的表象と用語が用いられている。 グノーシス主義については分派が多いので解説が難しいが、『ナグ・ハマディ文書I 救済神話』の「グノーシス主義救済神話の類型区分」で、大貫隆はグノーシス主義各分派に共通する要素を5つあげている。 人間の知力をもってしては把握できない至高神と現実の可視的・物質的世界とのあいだには越え難い断絶が生じている。 人間の「霊」あるいは「魂」、すなわち「来的自己」は元来その至高神と同質である。 しかし、その「来的自己」はこの可視的・物質的世界の中に「落下」し、そこに捕縛されて、来の在り処を忘却してしまってい

    ユダの福音書 - AztecCabal
  • ファーガル・キーンの反論 - AztecCabal

    この前訳したリンダ・メルヴァーンの記事に、人もBBCの記者であるファーガル・キーン*1から反論がなされた。 要旨は── メルヴァーンのルワンダに関する仕事には大いに敬意を払っているが、記事が与えかねない誤解を含む正しておきたい。記事が与える印象は何人かの勇敢なBBCの記者にフェアとはいえない。 UNICEFに同行していてルワンダにいたリンジー・ヒルサムのレポートを、BBCははじめから取り上げている。 BBCのマーク・ドイルが4月8日にルワンダ入りし、100日のジェノサイドの間ルワンダに留まった ナイロビ駐在の記者ロジャー・ヒアリングとカメラマンのバスカー・ソランキが陸路でルワンダ入りし、4月12日にキガリに到着している。 「BBCニュースはジェノサイドが進行中であると世界に伝えてもいない」とメルヴァーンは言うが、マーク・ドイルは4月14日の時点で、ジェノサイド的状況を誤解の余地なく描写し

    ファーガル・キーンの反論 - AztecCabal
    qpq
    qpq 2006/03/27
    ルワンダ
  • リンダ・メルヴァーン「歴史だって? この映画はフィクションだ」 - AztecCabal

    The Observerに掲載されたルワンダ・ジェノサイドの映画"Shooting Dogs"に対する批判記事。執筆者のリンダ・メルヴァーンはイギリスの調査ジャーナリスト。ルワンダのジェノサイドについての著書が2冊ある。"People Betrayed"ISBN:185649831Xェノサイドと国際社会の対応、"Conspiracy to Murder: The Rwandan Genocide"ISBN:1844675424の計画について詳述したもの。 1994年、恐怖の数ヶ月間のうちに、組織化されたシステマチックな虐殺によって最大100万の人々がルワンダで殺害された。ナチによる絶滅計画以来、ついぞみられなかったスケールの殺戮である。中心となる目的が一集団の絶滅であったため、ホロコーストとの比較をせずに済ますことはできない。ツチ全員がターゲットとされた。国連安保理が責任ある行動をとること

    リンダ・メルヴァーン「歴史だって? この映画はフィクションだ」 - AztecCabal
    qpq
    qpq 2006/03/25
    ルワンダ・ジェノサイド
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