「個人情報保護法」成立の前から、他人の情報を取り扱う企業はさまざまな対応や見直しを迫られることになった。身近な例では、ダイレクトメール会社やアンケートの収集会社では、調査結果やはがきに印刷された住所などの「個人情報」をマスクするために、特別の糊の付いた保護シールを配布することが要請される時代だ。 こうした企業の配慮やマスコミ報道などにより、個人レベルでも個人情報を守るという意識が以前より高まっているのは間違いないだろう。都心の集合住宅では、いまや表札のない家が一般的だ。とくに女性の一人暮らしでは、空き家かと思うような状態――表札はもちろんなく、郵便受けにも名前がない――が普通だ。 シュレッダーは、こうした意識の高まりを象徴する商品と言えるかもしれない。今や、老いも若きも「シュレッダーブーム」なのだ。ふた昔前には会社でしか見かけなかったシュレッダーだが、今や、百均ショップから大手の文具チェー
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