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ブックマーク / kazetabi.hatenablog.com (4)

  • 真のエリート教育!? - 風の旅人 〜放浪のすすめ〜

    日曜の夜、テレビで、開成とか灘など難関中学への進学率が非常に高い塾を紹介していた。その学長が、スポーツなどと等しく勉強でも英才教育を行い、将来の日をしょって立つ「真のエリート」を育てるのだと息巻いていた。 しかし現代社会のなかで、「真のエリート」というのがどういう人たちなのか、私にはピンとこない。あの学長や、こうした塾に子供を通わせる両親に、その具体的なイメージがあるのだろうか。 有名中学に入って東大とか京大を目指す、というあたりは、それがいいかどうかは別にして、具体的な目標があることはわかる。でも、その後はどうなのだろう。 官僚や政治家になることが真のエリートなのか、お医者さんや弁護士か、経営者か一流企業のビジネスマンか、それとも学者や芸術家なのか? MBAなどを取得して運良く雇われ経営者になる人は別として、自分で新しく会社を興す人は、私が知る限り、子供の頃、英才教育を受けていたという

    真のエリート教育!? - 風の旅人 〜放浪のすすめ〜
    qpq
    qpq 2006/03/08
  • 送迎殺害事件について - 風の旅人 〜放浪のすすめ〜

    このたびの幼児送迎殺人について幾つか思うところがある。 様々な有識者の意見のなかで、「二度を同じ事件を起こさないために、外国人を日社会で孤立させないための心構えとか取り組みが必要である」といった立派で正当な意見に私は違和感を覚える。 「外国人対策」という意識を持つその時点で、差別の萌芽を感じてしまうからだ。 海外の都市に暮らしたことのある人はわかると思うけれど、外国の地域社会において異国人交流が特に盛んであるとは思えない。最初のうちは、外国人ということで好奇心の眼を向けられるが、しばらくすると無視される。言葉がつたなかったりすると露骨に厭な顔をされることもある。 そういう時は腹が立ったり落ち込んだりするが、相手は、こちらのことを明確に外国人と区別して接していることがわかり、その区別意識を感じることで、こちらは自らのアイデンティティを再確認することがある。「オレは日人なんだから、しかたな

    送迎殺害事件について - 風の旅人 〜放浪のすすめ〜
    qpq
    qpq 2006/03/08
  • 不器用の味の深さ - 風の旅人 〜放浪のすすめ〜

    一昨日、会社の創業20周年を祝う、ちょっとした酒宴があり、社員が一堂に会したわけだが、全体を見渡していてふと気付いたことがあった。それは、現在社内で存在感を発揮している者の多くが、入社した頃は不器用で、決して仕事ができるタイプでなかったことだ。 例えば、お客さんの前でスラスラと説明できなかったり、電話対応でも、決してぞんざいではないのだけどうまく喋れず、傍で聞いていてハラハラしなければならなかったり、添乗業務も、人柄はいいのだけどプロとしては失格などと評価されることが多い者たちだった。 うちの会社は男女を問わず仕事に対しては厳しく叱る社風があるので、彼らは、最初の頃、上司や先輩にしょっちゅう叱られていたのではないかと思う。 そもそも弊社の採用において、もっとも重視するポイントが、不器用であっても誠実であることだから、時々、不器用の塊のような人が入社してくる。 添乗などは、器用な方がいいだろ

    不器用の味の深さ - 風の旅人 〜放浪のすすめ〜
    qpq
    qpq 2006/03/08
  • 風の旅人 編集便り   〜放浪のすすめ〜 - 言うに言われぬ清々しさ

    昨晩、前田英樹さん、酒井健さんと、神楽坂の裏通りの石畳の狭い路地の行き止まりにある店で忘年会。前田さんは、「店の入り口がどこにあるかよくわからない。でも、それがいい」と一言。 熱燗を飲みながら話した内容は、かいつまんで言えば、「物にゆく道」について。 前田さんは、六木ヒルズで開催中の杉博司展を、(彼の作品は嫌いだけど)世間があまり騒いでいるので見に行った。そして、思ったとおり、あまりにもつまらなくて、途中で見る気がしなくなったと言っていた。 私もまったく同感で、杉博司の作品だけは許せないと思ってしまう。アメリカでは評判で、聞いたところによると2千万円(当かな?)で取引され、企業とか美術館が買っているのだとか。私の所にも、ニューヨークのサザビーズで働いている人の友人から、杉博司の写真を持っている人を知らないかと問い合わせがあった。 彼の写真は、剥製とか、蝋人形などを撮って、生きてい

    風の旅人 編集便り   〜放浪のすすめ〜 - 言うに言われぬ清々しさ
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