企業などにおいて新規に開発・導入する情報システムに対して、それ以前から利用している既存のシステムのこと。特にクライアント/サーバシステムやWebシステムに対して、メインフレームやミニコン、オフコンなどによって構築されたシステムをいうことが多い。 一時は「レガシーシステム」といえば時代遅れとなった古いシステムであり、新しいアーキテクチャのシステムに更新すべきという論調が強かったが、近年はレガシーシステムは重要な“情報資産”であり、EAI/ESBなどを利用して新規システムと連携・統合させ、いかにこれを有効活用すべきかといった形で論じられることが多くなっている。