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2017年7月8日のブックマーク (4件)

  • コラム・寄稿「大不況後の財政緊縮」

    欧州各国の景気がなかなか回復しない理由は、大不況の最中に実施された緊縮的な財政政策であるといわれている。稿は、先進29カ国のデータを利用し、緊縮政策がGDPやインフレ率、消費、投資を抑制し、景気に悪影響を及ぼしているということを示す。さらに、不況の最中に、財政緊縮を行って債務を減らそうとすると、かえって逆効果になると警鐘を鳴らす。 2008–2009年の大不況以降、欧州の景気回復のペースは国によって大きく異なる。最も苦しい状況にあるのがギリシャで、そもそも景気は一度も回復していない。2014年末時点におけるギリシャ国民1人当たりの所得は、2009年の水準に比べて25%以上も急落している。ギリシャのGDPはひときわ著しく縮小したが、金融危機後のGDP縮小はギリシャに限った話ではない。欧州全体の約3分の1の国において、2009年から2014年の間にGDPが純減している。逆に好調なのがリトアニ

    コラム・寄稿「大不況後の財政緊縮」
  • 富士の麓の「体育館」に工作機械がずらり

    「『レースがお仕事』の会社員って、どんな気持ちで働いているんだろう」 日経ビジネスオンラインに、トヨタの“ル・マン敗戦記”(「ル・マン敗北、豊田章男社長の言葉の意味」「「勝利」と「人材育成」、トヨタが挑む二律背反」)の原稿を掲載した後、ふとそう考えた。レーサーやピットクルーといった、サーキットにいる人々ではなく、その部品やシステムを日で作っている会社員たち、のことだ。 フランス中部、ル・マン市にあるサルトサーキットを24時間、最高時速330kmで突っ走るレーシングカー。世界屈指の巨大自動車メーカーの、技術と、マーケティングと、意地のぶつかり合い。2016年6月、「ル・マン24時間」で約5000kmを走り抜き、23時間57分時点まで首位を走っていたトヨタTS050ハイブリッド(以下TS050)は、レース終了のわずか3分前に、突然止まってしまった。1985年以来のトヨタの挑戦は、またしても敗

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    qt_fb
    qt_fb 2017/07/08
  • 「修行? いや、BMWには教えに行ったんだよ」

    ケン・マツウラレーシングサービス創業者、現顧問の松浦賢氏。後ろは創業期に初めて「中古で買った」工作機械。 この週末(2017年6月17日、18日)に開催される「ル・マン24時間」。世界耐久選手権(WEC、ウェックと読む)のみならず、F1の「モナコグランプリ」、先日佐藤琢磨選手が優勝した「インディアナポリス500マイル」と並ぶ、自動車レースの最高峰の一つだ。 昨年、ポルシェに惜敗したトヨタはリベンジに燃え、ネットにもその火力があふれかえっている(こちら)。今年はレースの規則が変更され、ボディ形状(空力)への規制が厳しくなって最高速が伸びないと言われていたのだが、蓋を開ければトヨタは去年よりぐっとスピードアップした。その最大の理由はパワーユニット。他社と同一のルールに従い、燃費も向上させながらよりエネルギーを絞り出している。トヨタのレーシングカー「TS050ハイブリッド」はその名の通りハイブリ

    「修行? いや、BMWには教えに行ったんだよ」
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    qt_fb 2017/07/08
  • 年内解体の木造体育館 希少建造物だった | 河北新報オンラインニュース

    1954年に建造された宮城県岩ケ崎高旧体育館(栗原市栗駒)は、無垢(むく)木材を使用した木造トラス構造の希少な建造物であることが東北工大講師の中村琢巳さん(39)=日建築史=の調査で分かった。49年に日建築学会がまとめた教育施設の標準設計に基づき建てられた。標準設計は60年ごろに変更されたため、現存する同じ仕様の建造物は極めて少ないとみられる。 中村さんによると、旧体育館は床面積約650平方メートル(縦約36メートル、横約18メートル)で高さは約11メートル。建物の内側に圧縮や引っ張りに強い三角形の構造物(トラス)が連なり、屋根や壁など建物全体を支える。県職員の技師が設計した。 60年ごろに標準設計が変更され、建材が集成材や鉄骨に改められたため、無垢木材で教育施設が建てられたのは10年ほどの間に限られる。 旧体育館の土台には腐しにくいクリ、トラス材には粘りがあって曲がりに強いマツ、建

    年内解体の木造体育館 希少建造物だった | 河北新報オンラインニュース
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    qt_fb 2017/07/08