少子高齢化が顕著な日本では、近年「移民」に関する注目が高まってきている。同じく少子高齢化が進んでいる韓国でも、移民を積極的に受け入れようという動きがあるようだ。 その一方で、心配なのは韓国国籍を放棄する韓国人が増えているということだ。 韓国籍を放棄する人が過去最高に韓国の移民政策研究院によれば、2007~2016年に韓国国籍を放棄(喪失または離脱)した人は、計22万3611人にも上る。 特に2016年は韓国国籍の“放棄者”が3万6404人と過去最高に多く、2015年(1万7529人)よりも2倍以上も増加したそうだ。年代別に見ると、20代がもっとも多いという。 韓国国籍を放棄する者が多いことは、以前から伝えられていたが、それにしもその増加の早さには驚かざるを得ない。 過去には韓国の財閥一族の“韓国籍離れ”が話題となっていたが、最近は「移民したい」と考える一般人も増えているのだ。 (参考記事: