イランとイスラエルの緊張が高まる中、アメリカ議会下院は、イスラエルへの支援として総額およそ263億ドル、日本円にして4兆円余りの緊急予算案を超党派の賛成多数で可決しました。オースティン国防長官はイスラエルのイランなどからの防衛を支援することになるとコメントしています。 アメリカ議会下院は20日、ウクライナへの追加の軍事支援のための緊急予算案を可決したのに続き、イスラエルを支援する緊急予算案の採決を行い、賛成366票、反対58票の超党派による賛成多数で可決しました。 予算案は総額およそ263億ドル、日本円にして4兆円余りで、イスラエルの防空システムの補充や弾薬の製造能力の強化といった軍事支援、それに人道支援などに充てるとしています。 今後、上院でも可決されれば、バイデン大統領の署名を経て成立することになります。 オースティン国防長官は「イスラエルの、イランやその関連勢力からの防衛を支援するこ
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