長い前置き ようやくの本題 四代 重隆/太郎右衛門 五代 重政/文右衛門 六代 重時/文右衛門 七代 成弼/惣介 八代 雄鎮/文右衛門 九代 信昌/文之進 十代 信就/正蔵 十一代 重騏/武一郎(自笑) 十二代 文/文右衛門 長い前置き 我が家には、代々伝えられてきた「系譜」なるものが存在する。 そして、この系譜によれば、親の親のまたその親の……と遡ってゆくと、織田信孝に行き当たる。つまり系譜を信じるならば、私は「織田信長の末裔」ということになる。 幼い頃に祖父や父からそのように教わったこともあって、これまで織田信長には、それとなく「ご先祖さま」として親しみを覚えてきた。コーエーのSLG『信長の野望』をプレイするにあたっては、まず織田家から始めるくらいには。 思えば、これが歴史に興味を持つキッカケだったのかもしれない。 系譜 系譜の記述によれば、話はこうなる。 織田信孝は、大脇定秀の娘を娶