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彼ならやりかねない だが、真実は違った。彼は産経新聞の記者(30代)だった。デイリー新潮が複数の参加者に、スキンヘッドに髭面でガタイのいい産経記者の写真を示すと、「彼で間違いないです」と答えた。 「ドスの効いた声でヤジっていたので、ひときわ目立っていた。確かに鈴木さんが指し示したあたりに座っていましたよ」(参加した記者) 「怖かったです。ギャーギャー騒ぎ続ける望月さんも迷惑でしたが、ヤクザまがいの怒声で恫喝する彼もどうかと思います」(別の記者) すでに産経新聞の社内でも、話題になっているという。 「お恥ずかしい限りですが、彼ならやりかねない。“右寄り”な姿勢を隠さない記者で、日頃から言うことがドギツい。望月さんが騒ぐのを黙っていられなかったのでしょうが、記者としてあってはならない言動です」(産経新聞関係者) 産経新聞に質問状を送ると、 「当社としてもご指摘の点は確認しております。今後とも記
東山紀之(56)新代表取締役社長は7日の会見で、ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に87歳で死去)による性加害行為を「鬼畜の所業」と断罪した。それなのに、ジャニー氏の名前を冠した社名はどうして変わらなかったのか? 社名を残したことなどが理由となり、CMが次々と打ち切られている。同事務所はどこへ向かおうとしているのか。 【写真を見る】34年前に「ジャニー氏の性加害」を告発…北公次氏が“現場”となった合宿所を訪れる様子 なぜ、社名はそのままなのか 長期間にわたり大勢の少年たちに性加害を行っていたジャニー氏の名前が社名に残ったことに対し、国内外で批判や驚き、失望の声が収まらない。社長を退任した藤島ジュリー景子氏(57)も会見で「同族経営の弊害は認識している」としながら、代表権のある取締役として社内に残った。 その背景には、副社長だった滝沢秀明氏(41)が昨年10月に同事務所を
埼玉県の県営公園で開催予定だった水着撮影会が、開催直前に中止となったことがSNS上で波紋を呼んでいる。中止に追い込まれた撮影会の主催者、中止を求めた日本共産党埼玉県議会、中止を決めた公園を管理する公益財団法人「埼玉県公園緑地協会」の三方に話を聞いた。【徳重龍徳】 【画像】過去に開催された「水着撮影会」の様子 ほか ことの発端は日本共産党埼玉県議会議員団のTwitterが6日に行った「埼玉県営公園で女性の水着撮影会が行われます。未成年も出演するという情報については調査中です。城下のり子・伊藤はつみ・山﨑すなお県議は、本日、都市公園法第1条に反するとして、貸し出しを禁止するよう県に申し入れました」とのツイートだった。投稿には6月24、25日に開催予定だった近代麻雀水着祭のURLも併記されていた。 もともと埼玉県にある川越水上公園、しらこばと水上公園、加須はなさき水上公園は人気グラビアアイドルや
“選挙違反じゃないか”との訴えが 史上最年少の26歳で芦屋市長に当選した高島崚輔氏。エリート街道をまい進した経歴と爽やかなルックスで話題を集めたが、選挙戦では知られざる「もう一つの顔」を見せていた。 *** 【写真を見る】地元で苦情が噴出した「覆面ポスター」 高島氏は日本屈指の難関校・灘中高から東京大学文科一類に入学するも中退し、米ハーバード大学に進学。在学中にNPO法人の代表理事に就任し若者の留学支援を行っていたが、2019年の休学中に芦屋市役所でインターンシップを3カ月間経験した際、街の魅力や問題点似気付いた。昨年5月に大学を卒業し、満を持して選挙戦に挑んだわけである。 当選後、各メディアは一様に清廉潔白で頭脳明晰、しがらみのない新市長だと言わんばかりに報じてきた。そうした点に市民が期待したのは言うまでもないが、実は選挙戦で、高島氏が“戦略家”として「もう一つの顔」をのぞかせていたこと
東京五輪・パラリンピックのテスト大会業務をめぐる入札談合事件の捜査が進むなか、「デイリー新潮」は会場運営業務で広告代理店大手「電通」など9社が受注した業務委託費の一覧表を大会組織委員会関係者から入手した。一覧表に記されていたのは、社会常識に照らしても高すぎる人件費である。さらに内部証言から、談合を仕切ったとされる組織委の元次長と特定のイベント会社との“怪しい関係”が浮かび上がってきた。 *** 【写真】談合事件のキーマンとされる組織委元次長 見せかけだった競争入札 一覧表のタイトルには〈43会場実施運営委託〉とある。新型コロナウイルスの感染拡大で東京五輪の開催が1年延期になる直前の2020年春頃に、組織委の「大会運営局」が作成した内部資料だという。 資料の内容に立ち入る前に、目下、東京地検特捜部と公正取引委員会が捜査を進めている五輪談合事件について整理しておきたい。 談合があったとされるの
仏壇だけで約2千万円 宗教団体への高額献金を規制する必要性が叫ばれる中、“ブレーキ”となっている存在と伝えられるのが公明党だ。献金額の多さが規制されるとなれば、支持母体の創価学会にも降りかかってくる問題となるのは想像に難くない。“エリート学会員”として育ち、10年前に創価学会を脱会した、芸人の長井秀和が高額献金の実態、池田大作名誉会長の素顔について告発する。 *** 【写真を見る】必死の形相で公明党議員の応援演説を行う「久本雅美」「柴田理恵」 両親が熱心な学会員だった長井は、東京創価小学校、創価中、創価高、創価大と進学するなど、まさにエリート学会員だった。さらに芸人としてブレークした後は、「芸術部」に所属して広告塔としての役割も果たしてきた。その後、長井は学会に絶望し、2012年に脱会を表明。そんな長井に高額献金の実態を聞くと、「集まる金額は毎年1千億円以上ともいわれる」としながら、 「学
教団との付き合いを示す“証拠写真” 自民党議員と統一教会の癒着が追及される中、森雅子首相補佐官にも疑惑が。グーグルストリートビューで森氏が生まれ育った福島県いわき市の統一教会施設を確認すると、建物内に彼女のポスターが貼られていたことがSNS上で騒動になっているのだ。地元では森氏が統一教会のイベントに登壇した“証拠”も出回っているという。 *** 【写真3枚】統一教会のイベントで演説する森雅子首相補佐官 森氏はストリートビュー騒動に対し、〈統一教会の関係者と認識せずにポスターをお渡ししてしまった〉とSNSで弁明しているが、これに対し、さるいわき市議はこう憤る。 「森さんの言い分はさすがに無理がありますよ。件のストリートビューが撮影されたのは、2019年の7月。ちょうど森さんの参院選があった時期です。いま、地元ではその選挙の前に、森さんが統一教会のイベントに登壇した“証拠”が出回っています。つ
「ネグレクトどころではない」伯父が証言 安倍晋三元首相を銃撃し逮捕された山上徹也容疑者(41)は、母の統一教会への傾倒を犯行の動機として語っている。その凄絶な生い立ちを山上容疑者の伯父が証言する。 *** 【画像8枚】自殺した父と兄、宗教に貢ぐ母 山上容疑者の複雑な家庭環境 山上容疑者には、兄と妹がいる。母は統一教会を信仰する以前に、実践倫理宏正会という団体の活動に入れ込み、その傾倒が理由でノイローゼ状態になった父は自ら命を絶った。(「【独自】安倍元総理射殺事件 『山上容疑者』父の自殺の背景にあった“もうひとつの団体”の名」を参照) 「徹也の兄は小児がんを患っていて、手術もしています。片目も失明しており、普段の生活にも苦労していました」 と明かすのは、山上容疑者の父の兄、つまり伯父にあたる人物である。 「(山上容疑者の)父が亡くなり、兄も病気でした。そうしたことがきっかけになり、父が亡くな
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