12月8日に幕を閉じた日本シリーズJTカップ(東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)で、2013年の男子ゴルフツアーが終了した。前戦のカシオワールドオープンで今季4勝目を挙げて賞金王を確定させたルーキー、松山英樹が左手のけがで欠場し、話題の乏しい最終戦とささやかれていた。それが、プロ12年目の33歳、宮里優作が初日から優勝争いに加わり、プロ初勝利を遂に成し遂げて、最終日はそれなりに盛り上がりを見せた。 とはいえ、4日間の入場人員は1万8897人で、前年より6906人と今季6番目の減少数をみせた。松山の欠場だけでなく、今季の活躍の場を米ツアーに移した人気者の石川遼は、国内大会で獲得賞金額は1492万円で65位。未勝利のために、賞金上位と優勝者の計30人が出場する大会には出られず、一般ファンからしてみれば“魅力”に欠ける大会に映っても仕方がない。 年間を通じた入場者数は37万209人