東京都はまんが規制条例を成立させるため、職員により説明会を開いて回ったが、「小中学生向けのまんがはこんなに過激で、乱れている」の実例として提示した単行本のいくつかは完全な18禁にゾーニング済みの、いわゆるエロまんが本であった。その内の一冊の著者・(元)まだ子が都の手口と一連の経緯に対して思っていること。
![都に自著を悪書の見本に利用されたまんが家のつぶやき。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/72083d47150565c7f7f617778bbd638a862bf6cb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.togetter.com%2Fogp2%2F97ef8826db8665d6ef45bc7a04d5ee2b-1200x630.png)
都の漫画規制条例 守ったものは子ではなく大人 漫画「クレヨンしんちゃん」の主人公、野原しんのすけが近年、おしりをあまり見せなくなっている。 アニメ化された当初、しんちゃんの言動は社会現象になる一方、低俗番組扱いもされた。青年漫画誌の連載のためか大人受けする皮肉やきわどい性表現も見られ、親をばかにするようなセリフが子に悪影響だとして、保護者団体からやり玉にあげられた。 その騒動をパロディーにもしていた作者の臼井儀人さんは昨年、事故で亡くなった。生前に作風を変えたのはさまざまな理由があってだろう。 作品は作者の手を離れて世に出た瞬間から作者だけのものではなくなる。読者や視聴者との対話、あうんの呼吸で作品は洗練もされうるし、受け入れられもする。 その過程に行政が入り込む余地はない。創作物に規制を施そうにも明快な客観基準を見いだせないからだ。親を敬えというのは道徳的善。性的なものへの寛容も
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く