若手アーティストグループChim↑Pomの初作品集『Chim↑Pom チンポム作品集』が、河出書房新社より3月20日に発売された。 2005年8月に結成され、渋谷センター街のネズミを有名キャラに模した「スーパーラット」で衝撃のデビューを飾った6人組アーティスト集団、Chim↑Pom。その後もカンボジアの地雷撤去とセレブリティの問題に切り込んだプロジェクト“サンキューセレブプロジェクト アイムボカン”や、東京中のカラスをおびき寄せる作品“BLACK OF DEATH”、広島市上空に「ピカッ」という文字を飛行機雲で描いた“ヒロシマの空をピカッとさせる”、飽食と飢餓、享楽と悟りのテーマを扱った“くるくるパーティー”など、様々な話題を振りまいてきた。 同書は、今後の活動が最も期待される彼らのこれまでの活動を網羅した作品集。「金」「性」「死」というポップ・アートの王道テーマから逸れることなく、現代社