初の衛星ロケット打ち上げ=交信成功なら10カ国目−韓国 初の衛星ロケット打ち上げ=交信成功なら10カ国目−韓国 30日、韓国南部の羅老宇宙センターから打ち上げられた人工衛星搭載ロケット「羅老号(KSLV−I)」(AFP=時事) 【ソウル時事】韓国初の人工衛星搭載ロケット「羅老号(KSLV−I)」が30日午後、同国南部・全羅南道の羅老宇宙センターから打ち上げられた。衛星が予定の軌道に乗り、31日未明に地上との交信が行われれば、評価の分かれる北朝鮮を除き、世界で10番目の人工衛星搭載ロケット打ち上げ国となる。 羅老号は全長約33メートルの2段式ロケットで、宇宙放射線量の測定などに利用される約100キログラムの科学衛星を搭載。2002年から開発が始まり、総事業費は約5200億ウォン(約430億円)に上る。 液体燃料の1段目はロシアの協力を得て、固体燃料の2段目は韓国独自で開発した。 09年