東京に住んでいるのが苦痛に感じるのが、これです。 家で作曲などをしている途中に、新宿とか池袋とかに出ると、聞きたくない音楽を無理矢理聞かせられて、耳が完全に毒されてしまいます。電車の駅でも音楽が鳴るし、喫茶店でも電気屋でも、センスの悪いBGMがかかり続けていて。 さらには、耳に痛いアナウンスが、劣悪なスピーカーで耳元で鳴ったりすると、もう我慢なりません。 自宅の近所を散歩している分には、良いのですが。 こうした都市の音をデザインする必要があるな、と思います。マリー・シェイファーの自宅には、電話もないそうです。 電車の車内アナウンスのスピーカーを変えるだけでも、EQをいじるだけでも、随分、快適さは増すはずですが、、、、。足音がうるさすぎない靴、都市の喧噪が軽減する道路、ビルの反響も考えた建築、そういったこと、全然なされていないと思う。音は余りにも軽視されている。