気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 福島県内の乳幼児を持つ保護者と、乳幼児自身の不安やストレス度は、空間線量が高い地域ほど高いという調査結果を今年7月、福島大学の筒井雄二教授を中心とする同大学の研究グループ「子どもの心のストレスアセスメントチーム」が発表した。同チームは震災直後の昨年4月から、親子の不安やストレスを測定する調査を始め、今回も含めて合計3回、調査内容を発表した。 空間線量の高い地域ほど高いストレス 同チームのメンバーは震災直後、自分の子どもの様子なども含め、屋外に出て自由に遊ぶことができず、イライラしているなど、子どもたちの行動の変化に気づいた。その当時、地震に伴う建物倒壊などの阪神淡路大震災当時に行われたPTSD(心的外傷後ストレス障害)を中心にしたケアが多く、