衆院平和安全法制特別委員会は13日午前、有識者の意見を聞く中央公聴会を開いた。憲法や外交・安全保障の専門家ら5人が出席。野党推薦の3人が法案に否定的な見解を表明し、与党推薦の2人が賛意を示した。中央公聴会は採決の前提と位置づけられており、与党側は採決の環境が整いつつあるとして、週内の衆院通過を目指す構えだ。 野党推薦は小沢隆一東京慈恵医大教授(憲法学)▽木村草太首都大学東京准教授(同)▽山口二郎法政大教授(政治学)−−の3人。小沢氏は、法案に盛り込まれた集団的自衛権行使の規定が「歯止めのない行使につながりかねない」と批判。「学界には、政府の閣議決定に合理性・正当性がないという点で幅広い一致が見られることを重視してほしい」と求めた。 木村氏は集団的自衛権の行使容認は「日本への攻撃の着手がない段階で武力行使を根拠付けるもので、明白に違憲だ」と指摘。こうした見解で「法律家の大半が一致しており
自然権と天賦人権論について、以下のようなブックマークコメントを見かけた。 id:Erorious_BIG←日英米など自然権を最上としている国々は天賦人権論も立憲主義も否定してるけど何の問題も無い。 はてなブックマーク - m-matsuokaのブックマーク - 2015年7月10日 横槍をいれるような形になるが、id:m-matsuokaさんとは以前少しやりとりをしたこともあり*1、まったく知らない間柄でもないということで、無礼をお許し願いたい。 さて、m-matsuokaさんは、自然権を最上とする国が天賦人権論を否定しているという。これは大変奇妙な主張であるように思える。自然権とはつまり天賦人権のことであり、自然権を最上としながら天賦人権論を否定するというのは自己矛盾であるからだ。 このことについては、ヴァージニア権利章典等、アメリカ諸州の権利章典を評した初宿正典『憲法2 基本権』(成文
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