松山刑務所大井造船作業場(愛媛県今治市大西町)から服役中の平尾龍磨(たつま)受刑者(27)が脱走した事件で、同刑務所は11日、事件後初めて記者会見を開き、平尾受刑者が脱走直前、内規違反で刑務官から注意を受けていたことを明らかにした。 吉田博志所長は「本人の内面まで把握できなかったことが、逃走を許した要因の一つ」と陳謝し、今後、警備体制を見直す方針を示した。 会見は東温市見奈良の同刑務所で行われ、法務省矯正局成人矯正課の白川秀史警備対策室長や吉田所長ら4人が出席。吉田所長が冒頭、「住民や関係者に不安と心配をかけ、申し訳ない」と謝罪し、4人とも深く頭を下げた。 同刑務所によると、平尾受刑者は昨年12月に入所。大きなトラブルはなかったが、脱走の3日前、別の受刑者の座布団を使っていたことが判明した。受刑者同士では物のやり取りが禁じられており、刑務官から注意を受けた。逃走に影響したかは不明としている
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