自身のウェブサイト上に他人のパソコンのCPU(処理装置)を使って仮想通貨をマイニングする「Coinhive(コインハイブ)」を保管したなどとして、不正指令電磁的記録保管の罪に問われたウェブデザイナーの男性(31)の第3回公判が1月17日、横浜地裁(本間敏広裁判長)であり、被告人質問が行われた。 ●CPU使用率50%「不快感を与えず問題のない設定」 弁護側の質問から開始。男性は自身のサイトにコインハイブを導入した経緯について、2017年9月ごろにウェブメディアの記事でコインハイブを知り「新しい技術として興味深く、試してみたいと思った」と説明。 ローカル環境でCPU使用率0%〜100%までテストした際に、「CPU使用率50%であればユーザーに不快感を与えず問題のない設定」と思い、自身のサイトに設置したコインハイブはCPU使用率50%の設定にしたという。 弁護人の「コインハイブを設置することで、
「ブラック企業大賞2018」の発表・授賞式が12月23日、東京都内でおこなわれ、三菱電機が大賞に選ばれた。システム開発の技術者や研究職の男性社員5人が長時間労働が原因で、精神障害や脳疾患を発症して、2014年から2017年に相次いで労災認定された。このうち2人が過労自死していた。 ウェブサイトや会場での投票数による「WEB投票賞」(市民投票賞)は、事務次官による女性記者へのセクハラが問題となった財務省だった。ウェブ上での投票は、ほかと比べて圧倒的だったという。 「特別賞」は、長時間労働とパワハラがあったほか、多数の外国人実習生が在留資格を失った日立製作所・日立プラントサービスが選ばれた。「有給ちゃんと取らせま賞」は、違法な長時間労働があったとして労基署から是正勧告のあったジャパンビバレッジ東京となった。 今年で7回目となるブラック企業大賞には、ジャパンビジネスラボ、ジャパンビバレッジ東京、
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