<p>参加型と称される計画づくりの現場では,「ワークショップ=正当な参加」という暗黙の了解があるため,ワークショップそのものが目的化してしまう危うさや,結果として,生活感と乖離した抽象的なビジョンが決められていく傾向がある。形式的な参加に行政も市民もが妥協しているとも言える。市民が何らかのかたちで継続的に「かかわる」ことができる計画が必要である。そのためには,決定と所有が必須となる。末石冨太郎が言うように,何をさせられているかがわからない=何が可能かがあいまいなことにも問題がある。その絡み合いを紐解くことが市民調査の必要性でもある。また,現場へのかかわり(実践)をいかに共有していくかが鍵となる。抽象的な指針を超えて,そこに具体的なかかわり方を導き,体験していかねばならない。</p><p>そこで,身体的参加を提起したい。身体が地域にどうかかわるかを捉えたい。正統的周辺参加として,「身体で覚え
「ブラック企業に就職するのが怖いけど、 どうやって見分ければいいの?」 そんな疑問に答え、 就職活動に必要な知識を伝授します! 大学生向けガイドの「ブラック企業の見分け方 」を公表しました。 ※授業・セミナー等でご利用になられた際には、記録のため、大学名、授業・セミナー名、 利用年月日等をadmin (アット)bktp(ドット)org のメールアドレスへ、ご一報いただけますと幸いです。 こちらのリンクからPDFをダウンロードできます。 http://bit.ly/1ZrvVup 大学における活用事例 2013年12月 岐阜大学教育推進・学生支援機構キャリア支援部門より学生に対し、 学内システムを利用して「ブラック企業の見分け方」冊子のPDFを配布 2014年度 和光大学現代人間学部現代社会学科・竹信美恵子教授の講義において、「ブラック企業の見分け方」冊子を活用
会社に行くとうつになり、休暇中は元気いっぱいで海外旅行に合コン・・・・・・「新型うつ」の若者が急増するのはなぜなのか。その背景には、各メディアで報じられていない、意外な真実があった。 化粧とネイルが完璧な患者 あなたは、若者のこんな主張を理解できるだろうか。 「病院の先生に、うつの療養中に気をつけることを聞いたら『仕事から離れて環境を変えて、自分の好きなことをしながらゆっくり休むのがいい』と言われたんです。僕はサーフィンが好きだから、グアムへサーフィンをしに行った。滞在中、食欲も出てきて、よく眠れるようになったので、もう大丈夫かな、と思って1ヵ月後に会社に復帰したんです。そうしたら上司に『なんでお前、休職していたのに日焼けしてるんだ』と問い詰められた。病気を治そうと思って、医者に言われたことをしただけなのに・・・・・・」 大手食品メーカーに勤める入社3年目、20代後半の男性Aの証言である。
(著者抄録) 日本では、労働現場を扱ったフィールドワークの実践例がきわめてまれである。この背景には、フィールドワークという調査方法についての固定観念があると思われる。特に労働過程自体の実体験を過度に重視する発想とフィールドワークの意義を探索的段階にしか認めない通念的認識は、深刻な問題をはらんでいる。フィールドワークによる労働研究の本場である米国における8つの実践例を検討してみると、労働への参加それ自体よりは「偶発的観察法」、そしてまた探索的作業というよりはむしろ「漸次構造化法」とも呼ぶべき問題の定式化と仮説の構成法がフィールドワークの本質的要素であることが明らかになる。 (論文目次) I はじめに II 8つの研究事例 III 参加形態の多様性と偶発的観察法 1 労働過程への参加 2 「フィールドワーク」の多義性 3 関与型フィールドワークのエッセンスとしての「偶発的観察」
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