米ウィスコンシン州ミルウォーキー市で、銃規制を訴えていた中学生女子が撃たれて命を落とした。亡くなったサンドラ・パークスさん(13)は、銃による暴力の惨状を訴えた地元の作文コンクールで表彰され、ラジオ番組でも「暴力を止めないといけない」と語っていた。同市で今年殺害された子どもは7人目だという。 地元ミルウォーキー・センチネル紙ら複数の米メディアによると、19日午後8時ごろ、発砲音を聞いた母親のベニースさんが娘の寝室に駆けつけた。サンドラさんは血を流して倒れていたが、直後は「ママ、わたし、撃たれた。警察を呼んで」と話すなど、意識はあった。病院に搬送される前に息を引き取ったという。 サンドラさんは約2年前、同…