株式会社東芝は8日、Cell Broadband EngineのSPEコアを4基搭載したメディアストリーミングプロセッサ「SpursEngine SE1000」をサンプル出荷開始したと発表した。サンプル価格は10,000円。 SpursEngineはSPEに加え、フルHDのMPEG-2/H.264のハードウェアエンコーダとデコーダを搭載したプロセッサ。コア周波数(1.5GHz)やSPEの数はPLAYSTATION 3よりも下げられているが、消費電力は10W台に抑えられており、エンターテイメントPCはもとより、デジタル家電製品への組み込みも狙う。 今回、リファレンスキットとして、SpursEngineを搭載したPCI Express(x1スロット)カードと、ソフトウェア開発者用の基本ソフトウェア群のセットも提供開始する。 □東芝のホームページ http://www.toshiba.co.jp