AMDは2011年1月4日、新設計のCPUコアとDirectX 11対応のグラフィックス機能を1つのダイ(半導体本体)に統合した新型CPU、EシリーズとCシリーズを正式に発表した。低価格ノートPCやディスプレイ一体型PCに向けた製品で、同社はCPUに代わる言葉として「APU(Accelerated Processing Unit)」と呼んでいる。TDP(熱設計電力、実使用上の最大消費電力)が9W、18Wと低いのが特徴。PCメーカー各社から搭載製品が登場する見込みだ。 AMDが発表したのはこれまで「Zacate」(ザカテ)や「Ontario」(オンタリオ)の開発コード名で呼ばれていた製品。CPUコアは新設計の「Bobcat」(ボブキャット、開発コード名)で、PC向けのPhenomやAthlonの「K10アーキテクチャー」を簡素にしたような内部構造になっている。Zacate/Ontarioは、
[COMPUTEX]Hydra 200搭載にLANコントローラ搭載,さらには12画面出力対応!? PowerColorが強烈な新製品を公開 ライター:本間 文 PowerColorブランドで知られるTulは,PCパーツ関連ベンダーが数多く出展するTWTC Nangangにプライベートルームを開設。そこで,LucidLogix Technologies製のブリッジチップ「Hydra 200」を搭載する「PowerColor Radeon HD 5770 Evolution」や,Bigfoot Networks製のゲーマー向けLANカード「Killer 2100」の機能を統合した「PowerColor Radeon HD 5770 Sniper」など,非常にユニークな新製品群を公開した。 PowerColor Radeon HD 5770 Evolution。カバーに「Hydra Engine
AMD,次世代GPUを従来製品の拡張に留め,2012年以降,2種類の新型GPUアーキテクチャを展開へ ライター:本間 文 AMDは,GPUの製造パートナーであるTSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company)が製造プロセスの微細化速度を鈍らせていることを受けて,ロードマップを改変。大幅なアーキテクチャ変更は,2011年後半から2012年に後退させ,“次世代GPU”としては,現行の「Evergreen」(=ATI Radeon HD 5000)アーキテクチャの改良版となる「Islands」(アイランズ,開発コードネーム)ファミリーを,2010年後半から順次投入する。 デスクトップPC向けには 第2世代DX11 GPU「Islands」が登場 Evergreenファミリーの最上位GPUコアとなるCypress AMDはIslandsファミリーを,
DX11対応のローエンドGPUが持つ存在意義を考える SAPPHIRE HD 5450 512M DDR3 PCIE Text by 宮崎真一 SAPPHIRE HD 5450 512M DDR3 PCIE(国内製品名:SAPPHIRE HD 5450 512M DDR3 PCI-E VGA/DVI-I/DP) メーカー:Sapphire Technology 問い合わせ先:アスク(販売代理店) info@ask-corp.co.jp 予想実売価格:6300円前後(※2010年2月4日現在) 2010年2月4日14:01,AMDは,開発コードネーム「Cedar」(シダー)と呼ばれてきたローエンド市場向けGPU,「ATI Radeon HD 5450」(以下,HD 5450)を発表した。 発表時点における位置づけは「ATI Radeon HD 5670」(以下,HD 5670)の下。ATI
ブロックダイアグラムの解説に先立って,ATI Radeon HD 5000シリーズにおけるアーキテクチャ用語の定義を明確にしておこう。 ATI Radeon HDにおける最小の演算ユニットは,以前「Stream Processor」(ストリームプロセッサ)と呼ばれていたが,HD 5800のアーキテクチャに関連したスライドだと,「Stream Core」(ストリームコア)あるいは「Streaming Processing Unit」(ストリームプロセッシングユニット)となっている。AMD社内の技術者も,何人かはStream Coreと呼んでいたので,今後,Stream Processorという表記は,次第に使われなくなっていくのかもしれない。 本稿では便宜的にSPと略称するが,SPは32bitの浮動小数点(FP32)スカラプロセッサ。このSPを5基一組とし,分岐ユニット,汎用レジスタ群を合わ
1万円台の市場にDirectX 11時代の幕開けを告げる2製品 ATI Radeon HD 5770リファレンスカード ATI Radeon HD 5750リファレンスカード Text by 宮崎真一 » 北米市場における搭載カードの想定売価が159ドル以下。要注目の価格で登場してきた,DirectX 11世代初のミドルクラス製品2モデルを,宮崎真一氏がチェックする。新世代ミドルクラスGPUは,前世代のハイエンドGPUなどを相手に,どこまで戦えるだろうか。 日本時間2009年10月13日13:01,AMDは,世界初のDirectX 11対応GPUファミリー「ATI Radeon HD 5000」のミドルクラス市場向けシリーズ,「ATI Radeon HD 5700」を発表した。ラインナップは,「ATI Radeon HD 5770」(以下,HD 5770)と,「ATI Radeon HD
サイズと消費電力はHD 4870から変わらないまま,3D性能が大幅に向上 SAPPHIRE HD 5850 1GB GDDR5 PCIE Text by 宮崎真一 » 最短では2009年10月初旬に搭載グラフィックスカードの販売が始まると見込まれる,DirectX 11世代のGPU第2弾を,宮崎真一氏が速攻で検証する。これまた期待に応える製品に仕上がっているので,ハイエンド志向の人は要チェックだ。 SAPPHIRE HD 5850 1GB GDDR5 PCIE メーカー:Sapphire Technology 問い合わせ先:アスク(販売代理店) info@ask-corp.co.jp 予想実売価格:3万3000円前後(※2009年10月1日現在) DirectX 11世代の幕開けを華々しく告げた「ATI Radeon HD 5870」(以下,HD 5870)のデビューから1週間後となる20
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