今月3日、株式会社うんこパン・岡山工場で作られた「うんこバーガー」が、製造・加工で必要な反応剤の投入プロセスの故障により、未加工のまま出荷されていたことが分かった。同社では同工場からコンビニなどに出荷された3万個のうんこバーガーを回収すると共に、市場に出ている岡山工場製のうんこバーガーを食べないよう、広く呼びかけている。 同社の説明によると、人糞を含む下水汚泥を人工肉に加工する過程で、たんぱく質を抽出するために必要な反応剤を投入するプロセスが、機械の故障によりうまく作動しなかったことが原因だという。今月中ごろから、同社に対し「うんこバーガーの味がおかしい」との問い合わせが続いたため、製造ラインの点検を行ったところ、故障が発覚した。 同社ではまもなく岡山工場での生産を停止。出荷された3万個のうんこバーガーの回収に入り、今日現在そのうち2万個の回収を終えた。だが残る1万個についてはすでに消