音楽家の渋谷慶一郎とチェルフィッチュ主宰の演出家・岡田利規によるオペラ『THE END』の東京公演が、5月23日と5月24日に東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで上演されることがわかった。 昨年12月に山口・山口情報芸術センター[YCAM]で初演された同作は、歌手やオーケストラが一切登場せず、初音ミクとボーカロイドによる音楽とキャラクターの映像を中心に構成されたオペラ作品。初音ミクが着用する衣装をルイ・ヴィトンのアーティスティックディレクターであるマーク・ジェイコブスと彼のスタジオチームが提供している点でも話題を集めている。 東京公演ではクラシックやオペラ公演が多く行われるオーチャードホールに、10.2チャンネルのサラウンド音響機器と1万ルーメンを超える高解像度プロジェクター7台を設置。OMAニューヨーク代表も務める建築家の重松象平が舞台美術を手掛けたステージで、自らの「死」