安倍首相の年頭所感を読んで、なぜだかとても不安になった。 「なせば成る」 などという言葉を持ち出し、 「日本を、再び、世界の中心で輝く国としていく」 という決意で締めくくっている。 でもって、安倍さんがいう日本が世界で輝いていた時代の説明が、戦後の高度成長期。 少子高齢化で人口がどんどん減っていっているのにぃ? この国の偉い人たちは、口を開けば、経済、経済、っていう。それってさ、この国がふたたび焼け野原になっても、大多数の国民が犠牲になってもってことなのかしら。戦争が起これば一部の企業、一部の人たちは儲かるしな。 それは今の経済戦争においてもだ。一部の人間は儲かるが、その他大勢は低賃金労働を強いられることになるだけだ。 まだみんなは信じるのか。いつまで信じるのか。安倍さんやそのお友達、御用学者や御用エコノミストのいう話を。一部の上の人間(大企業など)が儲ければ、次第に下(庶民)の懐具合まで