オーストラリア、シドニーのドール・ホスピタルは、1913年に開業して以来、人形やテディベアなど、数えきれないおもちゃを修理し続けてきた。”人形の外科医”と呼ばれるスペシャリストが、手の指や足の指、そして頭部を移植し、壊れた目のくぼみを修理するのだ。この会社はチャップマン一家が3代に渡って運営を続けている。 これらの写真は工場内の様子を撮影したものだ。そこにあるのは人形であるはずなのに、人形たちの声が聞こえてきそうで、ゾクっとする空気が漂っているように感じるのは気のせいだろうか? 壊れてしまった大事な人形を家族と共に見守る少女 この画像を大きなサイズで見る このドールホスピタルの”頭部外科医”、ジェフ・チャップマンさん。彼の仕事場にて この画像を大きなサイズで見る 古い目を外して新品に交換するため、プラスチック製の頭部を柔らかくする。温水に入れた人形の頭を湯に漬けて出す作業をするのはこの道2