米Googleは2011年2月1日、同社の「ストリートビュー」技術を用い、実際に館内を歩く感覚で世界中の有名美術館の作品を鑑賞できるプロジェクト「アートプロジェクト」を公開した(写真1)。 ニューヨーク近代美術館(MoMA)をはじめ、世界的に有名な9カ国17館の美術館と協力し、486人のアーティストによる1000作品以上の美術作品をオンラインで鑑賞できるようにした。ボッティチェッリ作「ヴィーナスの誕生」(写真2)、レンブラント作「夜警」、ゴッホ作「星月夜」、日本からは葛飾北斎「雷神」、伊藤若冲「鶴図」などの作品が閲覧可能になっているという。 作品自体を高解像度カメラで撮影するのに加え、ストリートビュー技術を使って美術館内を撮影しており、美術館内を360度見渡せるバーチャルツアーを体験できるようになっている。 美術館内の撮影には、「トロリー」と呼ぶストリートビュー用に設計された特別な手押し車
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