テスト駆動開発が嫌いだ。 ただし、ここでの「テスト駆動開発」は日本で今TDDと呼ばれてる多義的なものじゃなく、「テスト駆動開発入門」にかかれている「テスト駆動開発」。 もっと正確にいうと「テスト駆動開発入門」がミスリーディングをわざと誘ってて有害で嫌い。 テストは、プログラムが正しく動くことは検証できるけど、プログラムが正しいことは検証できない。そのようなテストに設計を依存してしまうと、正しく動くプログラムは作れるけど正しいプログラムは作れない。 設計も含めてテストによって駆動しましょうという「テスト駆動開発入門」のやり方では正しいプログラムが作れない。プログラムの正しさを別のやり方で担保しつつ、そちらを中心に開発を駆動して、あくまでも開発作業だけをテストで駆動するという考え方のほうが、正しいプログラムに近づける。 そして、TDDをいまがんばってる人たちも、それは当たり前にわかってると思う