今日、派遣屋時代の部下だった男性から電話を貰った。 現場で一緒に働いたことはなかったが、彼と私にはギターという共通の趣味があり、以前もたまに電話をくれた。そんな時は決まって、”良いギターを買った”とか”弾き語りで路上に挑戦したい”とか音楽についての話を彼がしたい時だった。 興味を示さない相手へのもどかしさ 開口一番『桐生さん最近曲作ってます?』という台詞から話が始まった。要約すると最近飲み屋で音楽プロデューサーと知り合って、その人に楽曲提出して使って貰ったらどうか?という私への提案だった。 私は「今誰かの世話になって音楽で収入を得たい意志はない」ということを多少柔らかく伝えたが、彼の話は続く。 そのプロデューサーは有名アーティストにも楽曲提供していて、ある程度有名な方とのことだった。知り合ったことがキッカケで彼自身も曲を提出したりしているようだが、メロディが作れず苦戦しているらしかった。