12月19日に上場を予定しているソフトバンクの通信サービスに約4時間半にわたって全国的な通信障害が発生した。 同社発表によると、12月6日午後1時39分ごろから午後6時4分までの間、ソフトバンクおよびワイモバイルの4G(LTE)携帯電話と固定電話、家庭用WiFiサービスが利用できない状況が発生していた。原因調査の結果、LTE基地局を制御する装置(MME)の不具合と判明。 ソフトバンクは「パケット交換機」と発表しているが、障害を起こした機器について開発元のエリクソンは「SGSN–MME」としており、通信の両端にあるLTE基地局同士を結びつけたり、異なる基地局をまたがって移動しながら通信する際の調整を行う「制御装置」という表現が正しい。 障害の原因はエリクソンの“ポカ” エリクソンによると、MMEを構成するソフトウェアの証明書に齟齬(おそらくは一部の証明書が古く有効期限が切れる寸前だった可能性
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