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2020年4月20日のブックマーク (6件)

  • コロナ・ピューリタニズムの懸念|斎藤環(精神科医)

    疫病は倫理観を書き換える。14世紀にヨーロッパの人口の約30%(地域によっては80%)を死亡せしめたペスト(黒死病)は人々の死生観に影響を及ぼし、「メメント・モリ(死を思え)」なる標語を生んだ。一方、18世紀におけるイギリスでのペストの流行は、故郷に疎開して思索に集中できたアイザック・ニュートンに万有引力の着想をはじめとする「三大業績」をもたらした。15世紀から16世紀初頭にかけて急速にヨーロッパに広まった梅毒は、イギリス人の意識と社会的身ぶりとを変え、ピューリタニズムをもたらしたという説がある。 20世紀末から流行したHIVは、当初は罹患者の特徴から、同性愛やドラッグカルチャーに対する神罰、といったニュアンスでとらえられた。粘膜を介しての血液の交換が危険であると理解されてからは、避妊のためではなく、いわば「粘膜への禁欲」としてコンドームの使用が大々的に推奨された。 そして現在、新型コロナ

    コロナ・ピューリタニズムの懸念|斎藤環(精神科医)
    rAdio
    rAdio 2020/04/20
    非モテ勢としては、この新禁欲主義ともいうべき動きに全力で便乗し、正義の美名のもとに、ある種の権力を奪取した方が良いようにも思う。今こそ好機なのではないか。
  • 社会を分断する「水貧困」を生み出す水道民営化。日本の水道が危ない<岸本聡子氏> « ハーバー・ビジネス・オンライン

    公共サービスとは、国民の生命、安全と直結しており、効率だけで行われるべきものではない。経済学者の宇沢弘文が喝破したように、それらは「社会的共通資」であり、市場原理に委ねるべきものではない。 特に「水道」は生命と直結しており、「水は人権」という考え方が広く言われるようになっている。そのため、世界でも水道民営化の失敗から「再公営化」に踏み切る国が増えているのが現実だ。 しかし、安倍政権はフランスなどの水メジャーに、日人の水を売り渡しかねない水道民営化を強行採決した。 危機に瀕する「日人の水」について、3月21日発売の日の自立と再生を目指す闘う言論誌『月刊日 4月号』では、「トランスナショナル研究所」(TNI)研究員であり、経済的公正プログラム、オルタナティブ公共政策プロジェクトのコーディネーターでもある岸聡子氏の論考を紹介している。今回はこの記事を転載、紹介したい。 ―― 岸さん

    社会を分断する「水貧困」を生み出す水道民営化。日本の水道が危ない<岸本聡子氏> « ハーバー・ビジネス・オンライン
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    rAdio 2020/04/20
  • (社説)コロナと差別 社会の荒廃を防ぐため:朝日新聞デジタル

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    (社説)コロナと差別 社会の荒廃を防ぐため:朝日新聞デジタル
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    rAdio 2020/04/20
  • 本の送料と、お金が取り戻したかもしれないもの|内沼晋太郎

    書店だから苦しいのかいわゆる出版業界の中で、書店はいちばん苦しんでいると思われやすい立場にある。利益率が2割しかないというのも、よく知られる。 たしかに、利益率だけでいえば、書店のほうが出版社より、たいていの場合は低い。 けれど、たとえば、ある一冊のがこの世界に存在するためのリスクを抱えているのは出版社だ。そのことは利益率だけを見てもわからない。 ここに初刷7000部のがあるとする。定価は1000円。書店の仕入値は800円、取次の仕入れ値=出版社からの卸値は700円、印刷とか印税とかデザインとかいろんな原価が400円だとする。 原価4割の商品に対して、書店に2割、取次に1割、出版社に3割の利益がある。たしかに出版社がいちばん儲かるように見える。 けれどそれは、すべて売り切ったときの話だ。出版社はまず最初に、280万円(=400円×7000部)のリスクを負う。 出版社は、このが4000

    本の送料と、お金が取り戻したかもしれないもの|内沼晋太郎
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    rAdio 2020/04/20
  • タイラー・コーエン「この経済学者が疫学者をどう思ってるかと申しますと」(2020年4月12日)

    [Tyler Cowen, “What does this economist think of epidemiologists?” Marginal Revolution, April 12, 2020] このところ,疫学の片鱗に触れる機会がいつもよりも増えてる.理由はみなさんご承知のとおり.ぼくが触れてるのは,疫学分野のほんの隅っこでしかないのは理解してる.今回の話は,べつに疫学への不満をぶちまけるつもりで書いてるわけじゃない.経済学だって,似たような問題に苦しんでいるんだから.ただ,ぼくらに提示されてる主流の疫学モデルに見受けられる限界を少しばかり書き留めておきたい. #1. そうした疫学モデルは,短期の弾力的な変化よりも長期の弾力的な調整の方が強力だという点を十分にわかっていない.短期的には,世間の人たちは対人距離を維持するけれど,長期的には,我が身を守るのにいちばん効果的な対人距

    タイラー・コーエン「この経済学者が疫学者をどう思ってるかと申しますと」(2020年4月12日)
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    rAdio 2020/04/20
  • リモートワークにおけるビデオ会議にまつわる諸問題について - Kentaro Kuribayashi's blog

    新型コロナウィルスへの感染拡大を抑制するための社会的な取り組みとして、リモートワークへの取り組みが急速に進展していきている。リモートワークによる協働を効果的に実行するために、ZoomやGoogle Meetなどのビデオ会議用ツールの利用が進んでいる。 それらのツールなしではもはやリモートワークを有効に実施することは不可能ですらある一方で、まったく課題がないわけではない。というよりもむしろ、課題が山積みである。エントリでは、リモートワークにおけるビデオ会議に関する課題について素描してみる。 エントリでは、ひたすらあれやこれやを問題として挙げているので、一見するとリモートワークやビデオ会議に対して全体としてネガティヴな印象を述べているように見えるかもしれないが、まったくそうではない。逆に、これだけ問題があってすらなお、ビデオ会議は便利。ただ、いまよりももっともっとよくできるだろうということ

    リモートワークにおけるビデオ会議にまつわる諸問題について - Kentaro Kuribayashi's blog
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    rAdio 2020/04/20