キャンセルカルチャー:著名人をはじめ特定の対象の発言や行動を糾弾し、社会的制裁を加えて排除しようとする動きのこと。 東京オリンピック開会式の楽曲を担当する小山田圭吾氏が過去に雑誌上でいじめ加害を告白、その凄惨な内容に激怒した日本人が彼の辞任を求めている。一部でこれを「日本版キャンセルカルチャー」とする向きもあるが、同意しかねる。米国のキャンセルカルチャーは、その暴力性や社会的背景を鑑みても今回の抗議運動とは比べものにならない。 小山田氏の辞退を日本人が求めている件、米国のキャンセルカルチャーと同列に語るのは少し違うと思う。 キャンセルカルチャーはしばしば暴力性を伴い、当人に直接危害を加えたり家族や周囲の人間も迫害する。また謝罪・辞退では済まず本人が表舞台から消えるまで追い詰める。ヤクザの追い込みに近い。 — Blah 🇺🇸: Libertad para Cuba🇨🇺 (@yousa