今回の原発事故で明らかになったことのひとつが、原発は正常に動いている時以外にはほぼ止められないということです。そして、いったん止められなくなった場合に、それを止める代替手段がほとんどないことも明らかになりました。 昨日、北海道の泊原発で東日本大震災と同じ規模の巨大地震や津波を想定した初めての訓練が、行われました。そもそも、今回の大事故がなぜ起こったのかというと、想定外の地震と津波が起こったからということになっていますので、実際に起こることが確認された規模の災害を想定して訓練を行うということ自体が、少しピンボケであることは誰しも感じることだと思います。(泊村の地図はこちらからお借りしました。) HBCニュースiからです。寿都沖10キロで震度7。 訓練は、原子炉が地震で自動停止した後、津波で外部の電源も喪失。 海水ポンプの機能もマヒし、さらに非常用ディーゼル発電機も使用不能という福島第一原発事