日本の古代建築の代表ともいえる五重塔には、耐震構造がなされている。 下の図のように、法隆寺五重塔には通し柱がない。いや、法隆寺五重塔だけではなく、日本の木塔には、 ほとんど通し柱やいわゆる筋交いがないというのである。したがって、現在の建築基準法では、 こうした五重塔のような木造建築は許可されない。 法隆寺の宮大工西岡常一棟梁は、法輪寺再建の時に補強のた め鉄骨を使おうという建築学者を前に、 次のようなことを言ったという。 「大工の言うとおりにすれば、それでいいんや。飛鳥建築でも、白鳳建築でも、天平の建築でも学者が したのと違う。みんな大工が、達人がしたんや。我々は達人ではないけれども、達人の伝統をふまえてや っているのだから間違いないんや。いらん知恵出して、ヘンなことをしたら、かえって ヒノキの命を弱める のだから、やめてくれなはれ。」 「木に学べ」 西岡常一著より ○心柱閂(かんぬき)説
アーキニアリング44(ウィトルウィウス的ピラミッド)[Vitruvian Pyramid] ピラミッド型は、 3方向の十字形を持つ テンセグリティ構造になるのを 発見します。 Vitruvian Pyramid The pyramid type has a tensegrity structure. The Pyramid type has a three-way cross to become a tensegrity structure. The word ‘Tensegrity’ was coined by Buckminster Fuller, the guy who designed the geodesic dome. Tensegrity is a combination of the words ‘tension’ and ‘integrity’ and it descri
この美しい夕日に透かされた教会。向こう側が透けた姿はファンタジックな絵のように見えますが、これは絵でも画像を加工したものでもありません。現実に存在している教会です。 上から見ると何の変哲もない素朴な教会、横からだと無色透明と様々な顔を見せてくれます。角度によって透明にも不透明にも見える不思議な教会なのです。 ベルギー屈指の果樹園帯の広がるハスペンハウ地方ボルフローン。こののどかな田園地方に現れたのはなんとも不思議な透けてしまう教会です。見る角度と光と影の加減により、茶色い木製の教会にも見えますし、また全く壁がなく後ろの景色まで見渡せたりもします。 教会は構造自体がとても特殊。近づいて見ると壁には規則正しい空間があるのがわかります。外壁はスチール板をタテ100層、ヨコ2000列に並べられ、あえてたくさんの隙間が作られています。この計算されつくした空間を光が通って、こんなに幻想的な景色を見せて
2011年1月13日 まるでノアの方舟と、70年代のSF映画にでも出てきそうなものを、足して2で割ったような感じだ!この海上ホテル「アークホテル」は、海水面上昇による大洪水に耐える構造を持つよう設計されている。そして、大災害を想定して作られているため、アークホテルは自給自足ができる、ひとつの自己完結型の生物圏となってい...まるでノアの方舟と、70年代のSF映画にでも出てきそうなものを、足して2で割ったような感じだ! この海上ホテル「アークホテル」は、海水面上昇による大洪水に耐える構造を持つよう設計されている。そして、大災害を想定して作られているため、アークホテルは自給自足ができる、ひとつの自己完結型の生物圏となっている。 貝殻のようなホテルの構造は波風だけでなく、その他の自然災害にも耐えうる設計。「貝殻のような構造は力を均等に分散するため、地震にも耐えることができますよ」と、建設者たちは
2011年1月6日 このほどイタリアの建材メーカーが、特殊なセメント・ブロックを開発し注目を集めている。そのブロックとは、ナンと光を透過する「透明セメント」なのだ。ブロックの強度を維持したまま光を遮らないため、省エネにも一役買うと話題となっているのである。イタリアのメーカー「イタルセメンティ」が開発したのは、「i.li...このほどイタリアの建材メーカーが、特殊なセメント・ブロックを開発し注目を集めている。そのブロックとは、ナンと光を透過する「透明セメント」なのだ。ブロックの強度を維持したまま光を遮らないため、省エネにも一役買うと話題となっているのである。 イタリアのメーカー「イタルセメンティ」が開発したのは、「i.light(アイ・ライト)」と呼ばれるセメント・ブロックだ。表面に何十もの小さな穴が開いており、この穴から光を透過させる。特殊な技術を用いているため、強度は通常のブロックと変わ
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