NTTドコモが「ドコモマーケット(iモード)」を開設することを受け、iアプリ開発に新規参入する企業も現れ始めた。タウン情報アプリ「30min.」を開発するサンゼロミニッツもそのうちの一社だ。同社は2008年8月、GPSを利用して周辺の店舗情報を提供するiPhoneアプリをリリース。現在そのダウンロード数は24万に上る。スマートフォンから“ガラケー”へ。ある意味では時代の流れに逆行する移植の狙いを、同社代表取締役社長の谷郷 元昭氏に聞いた。 「30min.」はパソコン版のサービスも用意しています。このパソコン版を使うユーザーのなかには、スマートフォンでなく、普通の携帯電話を使っている方も多くいます。スマートフォンの市場は伸びていくと思いますが、現時点での出荷台数はまだまだ普通の携帯電話の方が多い。我々のサービスは幅広いユーザーに利用してもらうことが重要ですから、(普通の携帯電話の)圧倒的な普