NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、イー・アクセス、UQコミュニケーションズの5社が、2013年のスタートに合わせ、年頭所感を発表した。 スマートフォンが本格的に普及し、トラフィックの爆発的な増大が叫ばれた2012年。スマートフォン戦線の序盤で他社の後塵を拝したKDDIが大きく飛躍し、ソフトバンクは大型買収によって世界的な通信事業者へと変貌を遂げた。一方NTTドコモは、Androidスマートフォンと魅力的なサービスをラインアップして対抗するも、苦戦を強いられた。こうした状況を踏まえ、各社は2013年にどのような展望を持っているのか。講評された年頭所感から見ていこう。 競争力強化と成長戦略の加速を目指す NTTドコモ NTTドコモの代表取締役社長、加藤薫氏は、2013年を「成長力強化」と「成長戦略のさらなる加速」を図る年と位置付ける。会社設立から21年目となる今年は、お客様に感謝する気持ち