話を聞いた株式会社タケダ専務取締役の武田太一氏(左)と商品企画課の高地雅之氏 タケダの社屋。奥に工場施設がある テープカッターを切削するマシン 上とは別のマシンで切削中(クリックで拡大) 切削済みのテープカッターを磨きにかける前の準備(クリックで拡大) タケダでは主に写真のような産業機械の精密部品の製作を行っている ●タケダにとってのチャレンジ −−まず、PRIMARIOシリーズのデザイナー、秋田道夫氏との出会いから今回のプロジェクトに至るまでの流れを教えてください。 高地:私は以前、家庭日用品やアイデア雑貨のメーカーにいたのですが、そこで、10年ほど前、商品化までにはいかなかったのですが、秋田さんにデザインを依頼させていただいたことがありました。2年半ほど前に私がそこを辞めてタケダに入りました。タケダは精密機器の部品や打ち上げ花火の筒部分など、顧客からの発注に基づいてモノ