▲第10回文化庁メディア芸術祭の最終日、エンターテインメント部門で大賞を獲得した『大神(OKAMI)』の神谷氏などの受賞者シンポジウムが行われた。 都内の東京都写真美術館で開催されていた第10回文化庁メディア芸術祭の最終日となった2007年3月4日、ゲーム関連のふたつのシンポジウムが行われた。 ひとつ目は、エンターテインメント部門の受賞者シンポジウム。エンターテインメント部門の審査委員主査を務めたポケモンの代表取締役社長、石原恒和氏を司会に、大賞を受賞したプレイステーション2用ソフト『大神(OKAMI)』のディレクター、神谷英樹氏と、優秀賞となった映像作品『Fit Song』の映像ディレクターである辻川幸一郎氏が講演を行った。 石原氏に寄れば、この両作品は審査の第1段階から抜きん出て高評価を受け、当然の受賞と相成ったのだそうだ。まずは作品が紹介され、神谷氏は『大神(OKAMI)』の開発につ