振り返るシリーズ第2弾として、博士課程受験記を書きます。 日本の博士課程受験 現在所属している修士課程と同じ専攻の博士課程を受験しました。この専攻では修士論文の発表が博士課程の入試を兼ねているので特に対策することはありませんでした。 これだけで終わってしまうと面白くないのでDC1への申請について書きます。 研究専念義務をはじめとして学振には悪い面がたくさんあるのですが、博士課程学生への支援制度としてはこれが一番標準的なものなのでとりあえず出しました。これから博士課程に入学する人向けの学振がDC1です。DC1への申請はM2の春に行い、M2の秋頃に結果発表があります。DC1に採用されると月額20万円の研究奨励金と毎年度150万円以内の研究費が3年間交付されます(実際に150万円交付されることはほとんどないらしいですが)。すでに博士課程に在籍している人はDC2に申請することになります。DC2も同