「パワハラ」や「セクハラ」は、管理職が原因となって起こるように思われがちだ。だが現実は必ずしもそうではない。 例えば筆者は、会議の席上、多くの社員が見守る中で、何人かの社員がチームになって、上司の発言の揚げ足とりを繰り返しているのを、注意したことがある。これもれっきとしたパワーハラスメントだと思う。 また女子社員たちが、上司の頭髪の真偽を話題にして笑っているのも、許されざるセクハラである。 ただでさえ、職場のストレスの最大の原因は管理職にあると思われがちであり、そのこと自体が管理職のメンタル不調を増やす原因の1つにもなっている。 経験的に言うと、気遣う人間関係が限定的となる経営層のマネジャーはあまり問題ないが、上司と部下との板挟みになるミドルマネジャー、中間管理職が最も大変だ。家族がいて、仲が円満であれば不調は緩和されるが、逆に促進要因となることすらある。 さらに、ソフトウエア開発の現場で
最近話題になった、私はこうして退職を強要された/NECリストラ 面談一問一答メモ という記事を読んで、ネットでいろいろ教えていただいたことのまとめ。 独特の言葉遣いについて 記事中では、NECからの退職を拒否した「男性」が、11回も繰り返される面談を通じて、「上司」から退職を要請される。 上司が執拗に繰り返す「今の職場で今のまま業務を続けてもらうのは難しい」という文言は、読んでいて息が詰まりそうになる。 男性が何を問うても、上司は同じ言葉を繰り返す。記事の後半、激昂した上司が一瞬、普通の言葉で「男性」を叱ってみせるけれど、すぐにまた「今の職場で今のまま業務を続けてもらうのは難しい」という文言に戻る。上司はたぶん、何かの意図があって同じ言葉を繰り返しているのだけれど、自分には当初、その理由がよく分からなかった。 ある意図を達成するために作られた特別な言葉というものがある。有名なのが「記憶にご
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く