※ご注意 本稿の内容を検証する場合は、必ず影響を及ぼさない限られた環境下で行って下さい。また、本稿を利用した行為による問題に関しましては、筆者および株式会社アットマーク・アイティは一切責任を負いかねます。ご了承ください。 「第2回 ソフトウェアの現状確認とアップグレード」までの内容を実施することで、現行サービスのセキュリティを向上させることができた。今回からは、それらのサービスをよりセキュアにするための手法を紹介していく。 特定サービスの利用制限 稼働中のサービスの中には、特定ユーザーのみに限定してサービスを提供したい場合がある。特に、telnet、ftpなどのメンテナンス系のサービスは、通常であれば当該サーバの関係者が利用できればよいので、それ以外、つまり部外者からのアクセスは制限するのが望ましい。 接続元によるアクセス制限 UNIXサーバでサービスの利用制限を行う方法の1つとして、接続