「年商一億円を突破する事業が長続きする」という説を聴いて、何となくピンと来るので自分の経験から同調してみたい。 年商はつまり売上、そしてそこから原価や経費を引くと利益、いわゆる粗利になる。 粗利からは税金などを引かなければいけないがそれはまた別の話にしておく。 売上から売上のためにかかる仕入れ費用と、自分の人件費など差し引いて、粗利が出てくるが、行うビジネスの性質によってどれくらい残るかは変わる。いわゆる薄利多売と言われるビジネスだと数%ぐらいしか残らないし、とても原価や経費が少なくて50%以上が粗利で残るビジネスもある。いわゆる粗利率の話である。 粗利率が高くて有名なのが「水ビジネス」で、水はタダみたいなもので、これを1リットル数百円で売るとボロ儲けとなる。しかし単に水を汲んで人に持って行っても数百円どころか誰も一円もくれない。おいしくいただいてありがとうで終わりだ。何とかの名水だの、夢