定型の仕事と非定型の仕事 「会社の老化」の要因として今回は、 クリエイティブワーク→ルーチンワークという不可逆過程 を取り上げます。 会社の中にはさまざまな仕事があります。例えば、部品を発注する、文房具を補充する、次年度の予算を計画する、新商品の企画を考える、社内イベントを企画する、経費の精算をする、財務報告を作る、研修のプログラムを作り直す……といったことです。これらの仕事の種類を分ける一つの軸として、「 仕事の定型度 」という尺度が考えられます。 「 定型の仕事 」というのは、やり方やルールが明確に決まっていて(大抵の場合には文書化され)、往々にして週単位とか月単位とか年度単位で繰り返し何度も発生する業務で、「ルーチンワーク」とも呼ばれます。これは良くも悪くも「 誰がやっても一定の基準さえ満たしていれば仕事の中身に差が出にくい 」(あるいは差が出ては都合が悪い)タイプの仕事です。 これ