分散アーキテクチャーを持ちながら、SQLインターフェースを備える「大規模分散データベース」が実用期を迎えている。専業ベンダーの製品強化に加えて、メガクラウドがサービスを拡充。それらを活用し、拡張性や無停止運用、コスト削減といったメリットを享受するユーザーが増えてきた。ベンダーやユーザーへの取材から、その実力を探った。 第3回 分散DB「Yugabyte」「TiDB」は自由度が強み、OracleやIBM製品の置き換えも狙う データを分散配置して拡張性を担保しながらSQLを利用できる大規模分散データベース、いわゆる「NewSQL」。今回は専業ベンダーの製品を取り上げる。YugabyteDBの「YugabyteDB Aeon」やPingCAPの「TiDB」などだ。 2025.02.06 第2回 3大クラウドが分散DBの開発で競う、老舗のGoogle「Spanner」を追撃へ 大手クラウドベンダー
