バケットかバゲットかわからなくなった
まずもって言っておくとチェーン店がダメなのではない。 どこでも安定していていいのだ。 しかし、例えば出張先なんかではちゃんとしたお店で酒を飲みたい。 寿司屋とか、中華料理屋とか。 こっちは大人だ。 しかも、家庭持ちだし、主義として女買いに金を使うこともない。 娯楽は読書で十分なのだ。 つまり、それなりに金はある。 出張先で酒を飲むくらいはできる。 にもかかわらず、食事をチェーンの牛丼屋や、回転寿司や、中華で済ませてしまうのは、きちんとした店が六時くらいからの開店だからだ。 用務地に前日の午後三時くらいに到着して、本格的に飲むのは夕方からとしても、その前に遅い昼食を兼ねて軽く一杯と思えばチェーンになってしまうのだ。 で、結局ビールを二杯も飲んで軽く飯を食えば腹が張ってしまう。 しょうがなく、ホテルに帰って本を読み、早々に寝てしまう。 帰ってから家人に何を食べたか、と問われても吉野家の牛丼、と
本当は後悔文だけど、敢えて反省文、と書こうと思う。ある日夢を捨てた。それからのまだ短い人生について書く。 何のために大学に入ったのか。最近よく考える。何のためだったんだろう。今更レールから外れて生きていこうとは思わないけど、そうしたら全然違う将来みたいなのがあったのかな。そんな風に。 努力は嫌いだった。嫌いだったけど、全くしないわけではなかった。できるだけ最小の努力で得られる中で、世間的に一番いい未来を選び取ってきた。 夢がないわけではなかったけど、いつの間にかこっちを選んでいた。大切な家族はわたしの夢を嫌っていたし、わたしは夢よりも家族を選んだ。その程度の夢だったんだと思う。 18の春に、田舎の高校から都内の国立大に進学した。一般入試は面倒だったから、公募推薦で入った。昔から小論文は得意だった。自由に述べる文章は苦手だったけれど、テーマを与えられるものはそうだった。何故だかいつも、求めら
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