ギリシャ神話のパンドラの箱について、「箱ではなく壺だった」「壺は2個あった(確か一つは禍いで一つは幸福)」という話が載っている本を探している。 「箱ではなく壺だった」 『仕事と日』(岩波文庫) pp.16-24に「パンドーレーの物語」があり、pp.22-23に、「ところが女はその手で甕の大蓋をあけて、甕の中身をまき散らし、人間に様々な苦難を招いてしまった。」との記述あり。 ヘーシオドスによる『仕事と日』はパンドラについて書かれた最古の物語と言われており、「箱ではなく元々は甕(壺)であった」と言える。 『時間を忘れるほど面白い「世界の神話」』(三笠書房)pp.30-31 『世界神話伝説大事典』(勉誠出版)p.803 上記2つの資料にも「箱ではなく壺であった」ことや「箱は壺の誤訳」であることの記載あり。 「壺は2個あった(確か一つは禍いで一つは幸福)」 『イーリアス』(富山房)p.1137 「